自己紹介②東方との出会い編 ~ アリス・マーガトロイドを添えて

私の活動の主体は東方の二次創作です。ということで今回は東方との出会いについて書いてみたいと思いまする。

そもそも東方の存在を知ったのはニコニコ動画ででした。ということでまずは二コ動の話。

あまり記憶は確かではないのですが、自分が小学5年生くらいのときくらいなので2008~2009年のどこかだったと思います。兄からこんなサイトが今流行ってるぜとニコニコ動画の存在を教えられ、元々ゲームが大好きな私は瞬く間にゲーム実況を見るのにハマってしまいました。ポケモンの実況(ジェネシス理論とかもこう先生のバトレボ動画とかアンリのリーフグリーン実況とか)やSIRENを喋りながらやってみたとかハマりましたねぇ。で、ニコ動では当時は確か「アイドルマスター」「ボカロ」「東方」がニコニコ御三家?とか呼ばれて流行っていた訳です。そういうわけでそこで東方の存在を知りました。しかし当時は興味がなかった、というよりむしろ嫌いでした。何故かといえば東方が嫌いというよりいわゆる萌えコンテンツが嫌いだったんです。ラノベやらが流行っていた当時はとにかくそういう”萌え”に溢れていました。元々天邪鬼気質ということもあり、可愛い女の子が出てくるようなアニメ・ゲーム・漫画は全て毛嫌いしてたんです。今思えばバカバカしいですが。

そういうわけで、東方は存在は知っていて、アニメだがゲームだかよく知らないが可愛い女の子が出てくる、自分には関係のない存在だと思っていたのです。

 時は巡り2011年、この年に私は東方にハマり始めるのですが、きっかけはちょっと複雑。

まず、ニコ動ではこういう動画が人気でした。見たことある人も多いと思います。組曲『ニコニコ動画』 です。

www.nicovideo.jpニコニコ動画で流行ったアニソンとかを組曲形式にした動画ですね。これはぼくも好きでよく聴いてました。この動画の元ネタverというのも存在していて、そちらも同じくらい好きで聴いていたんですね。

www.nicovideo.jpで、この組曲には東方の二次創作曲がいくつか含まれていて、その内の一つが「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」でした。ふむふむ。なんですけど、東方に興味は特になかったのでまぁほかの曲と同じようになんとなーくいいなーって感じで聴いていました。

さて、ニコ動はひとまず置いておいて、2011年に重大な事件が起きます。別に事件じゃないけどね。これまた兄に、今度はゲームを勧められたのです。勧められたゲームというのは「東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.」の体験版でした。ありゃ。ここがぼくが初めて東方(原作)に触れた地点です。

東方をプレイするのが初めてなのはもちろん、弾幕STGというジャンルをプレイするのも初めてでした。なので結構苦労したと思うんですけど、イージーだかノーマルだかを3面までクリアしたのです。で、初めて東方をプレイした時の印象は3つでした。

1.弾幕STGってムズイけどおもしろいな

2.なんか曲がめっちゃいいな。特に3面の曲。

3.絵がめっちゃ独特だな...というか下手...(失礼なことですが、当時はそう感じたので...)

さて、初めて東方をプレイした時は以上のような感想、まぁこんなゲームもあるんだな。というか東方ってこういうゲームのことだったんだ。などとのんきな感想を抱いたのです。ここではまだ東方にはハマりませんでした。

準備は整いました。紅魔郷体験版をプレイした後、いつものようにニコ動を見ていた私はいつものようになんとなく組曲『ニコニコ動画』原曲verを見ていました。そして東方の曲が流れると「ああ、これがこの前プレイしたやつか」などとのんきに思っていたのです。

しかし、「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」のPVが流れ始めたとき、今までとは違う感想を抱いたのです。「あれ......このPVの女の子かわいい......これ東方のキャラだよね......」結構本気で胸がドキドキなのです。私だけなのか、全人類共通なのか、度々二次元のキャラクターに本気でドキ胸してしまうことがあるのですが、この時がまさにそれでした。「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」に出てくるアリスに恋をしてしまったのです(しまったのかなー?)。

さぁもう気になる女の子のことは調べるしかありません。東方のことを前よりも知っている私はすぐに「アリス・マーガトロイド」で検索をし、東方妖々夢の存在を知り、体験版等をプレイし、また弾幕STGっておもしろいな...!という感想を抱き、ついには兄に「東方紅魔郷買ってきて!」と頼み込むに至ったのです(なぜ妖々夢ではなく紅魔郷をせがんだのかというと、単純に第一作目(旧作を除く)からやりたかったのです)。

これが私と東方との出会い、そしてアリスとの出会いでした。以後東方と弾幕STGの魅力にとりつかれた私は原作を全て買い集め、プレイし、その過程で蓬莱人形や秘封なども集め始め.......気が付けば二次創作も率先して摂取するようになり、東方沼にハマってしまったのでした。その沼はまた、まだ、今日まで続いています。