自己紹介①
初めまして。の方が殆どだと思われますので、簡単な自己紹介から。
ハンドルネーム:翡翠
年齢:まだまだ若い
職業:がんばってます
趣味:曲を書いたり、CDAlbumを作ったり、ピアノやギター弾いたり、ゲームやったり、動画見たり、本読んだり、散歩したり。
座右の銘:塵も積もれば山となる
好きな言葉:大丈夫、適当
好きなお酒:梅酒くらいしか呑めません
好きな音楽家:草野マサムネ(スピッツ)、ZUN、伊福部昭、ガブリエル・フォーレ、増田順一、一之瀬剛、坂本慎太郎 etc...
よく聴く曲ジャンル:GameMusic, Rock, Pops, Classic
翡翠というハンドルネームでニコニコ動画に動画をアップロードしたり、CDAlbumを作ってコミックマーケット等同人イベントで頒布してたりします。
元々ゲームがだいすきで色々やってましたが、東方に目覚めたのが運の尽き、そこからは音楽も好きになり色々やってます。
ブログを始めたのは、元々Twitterや匿名掲示板上に生息していたのですが自分の書きたいことを書きたいだけ書き散らす場所が欲しかったので。音楽の事とか東方の事とかイベントの事とかをつらつら書いていくようなブログにする予定でございます。
簡単な自己紹介はこのくらいで。次からは東方・音楽についてそれぞれ書いていきますよ。
音楽的であるとは。或いは東方的であるとは
曲を書くときはいつもイメージを膨らませてから書く。なぜならそれが楽な方法であるから。もし何のイメージもなしに音を紡いでいけるならそうするだろう。ある曲を書こうとしたとき、何のイメージもなく作曲、或いは編曲するのは大変難しい。雨、とか風とか魔女とか、そういう言葉があればすぐにどういう音楽か、どういう音色が合うかなどが浮かぶ。要するに方針が建てられるのである。であるから、曲名はイメージに則する。しかしそれは曲を書き進めるために必要な要素であって鑑賞時に参考にするのは必ずしも正しいとは言えない。「雨空」という曲があったとしてそれを聴くときに雨の空を思い浮かべる必要はないと思うし、曲から連想される必要もあるまい。音楽はただ音楽として心地よければそれで沢山だと思う。言葉によって表現できる情緒なら言葉を並べればよいのであって、音楽でやる必要もないと思う。
音楽を聴いていて、なんでこの音がここに入ってるんだろう?なんでここでこの音色なんだろう?と疑問に思う場面に遭遇することがある。そしてそれが良い音楽に聴こえるとき、必然を孕んだ音よりもずっと音楽的に感じる。このサビは盛り上がるからトランペットがメロディだよね。ここは童話っぽく優しいコードだからBellの音色で行こう。もちろん曲を作るときはそういう意識、或いは経験則によって進めていくのだが、ふとそうでない音が入れたくなる、無意識に弾いてしまう時がある。そういうものが書けると、良いものが書けたと思う。それは無意識から来たものだから、きっと自分にも理解ができず、面白く見える、聴こえるのだろう。人は常に理解できないもの/知らないものへ興味が沸くものだと思う。自分で作った音楽が比較的詰まらなく聴こえるのは、自分で書いた知っている音ばかりなる所に拠るだろうと睨んでいる。だから無意識に書けた、自分でも説明できない音が嬉しい。音楽的とは僕にとってはそういう響きである。
東方的な音楽があったとする。音楽的には東方っぽく聴こえる。だからこそ東方風自作曲と呼ばれているのだと思う。しかし東方的、をZUNさん的、と言い換えると途端にそれは東方的だろうか?と概念に対して疑問が沸く。姫神に憧れて曲を書き始めたというZUNさんだが、音楽的には姫神的ニューエイジとは独立している。影響は感じるが明確に似ているとは言えない音楽。しかし東方をプレイしていて、或いは音楽室のコメントを読んでいてそこかしこに姫神の魂とも言えるような言葉、考えを発見する。日本人が持っている、或いは持っていた精神、宮沢賢治がイーハトーヴォを描いたように理想郷を己に持つ心。そういうものを引き継いでいる(そこらへんはプレインエイジアの曲コメントに如実に表れている)。
おかしな仮定だが、もしZUNさんが東方に憧れて東方風を書くとしたら、音楽的にはオリジナルなものに聴こえるような気がする。しかしそこに天邪鬼であると同時に、東方的な精神が宿っているのだろう。東方的である音楽は、僕にはあまり東方的に感じられない。それは聴覚としての感覚ではなく、もちろん思考からくるものである。だから、音楽ジャンルの話をする時にはそぐわないかも知れない。しかし音楽にしても絵画にしても、そこには必ず文脈がある。ジョン・ケージの4分33秒をおかしなものとして、ややもするとふざけた音楽として捉えられるのは音楽史から切り離せば当然だが、20世紀の調性崩壊以降袋小路に陥った西洋音楽史を知っている人からすれば笑い事ではないだろう。
もし自分がこれからも東方風を続けられるとしたら、ZUNさんの、東方の、東方的な精神で曲やアルバムを作っていきたい。それはこれまでもそうだったのだが、これからもそうである。
最近聴いてる音楽(2023/09)
ここ1か月ほどで聴いてる音楽の覚え書き。
大貫妙子さんのアルバム。大貫妙子さんは70年代からバンドやソロで活動を続けていて、坂本龍一や山下達郎とも関係が深い日本のポップスを作ってきたひとり。1曲目のLULUが特に好き。童話的な世界観と80年代っぽい音色、大貫さんの優しい声がいいですね。
2016年に行われたシンフォニックコンサート。オーケストラをバックにドラム&ベース&ギターという珍しい構成。大貫さんの音楽はフランスなどヨーロッパの匂いがするものが多いので、オケにはすんごく合ってますね。素晴らしいのひと言。最近はずっとこれを聴いてます。
Maaive Attackのアルバム(1998年リリース)。90年代の名盤としてよく取り上げられるアルバムです。トリップ・ホップというジャンルで括られるアーティストですが、テクノやヒップホップ系のダンスミュージックの系譜ですね。そういう音楽は元々苦手なんですが、Massive Attackはとても好き。全体的に暗く、重々しく、でもそれが深く沈んでいくような気持のよい暗さなんです。なんで踊る音楽というよりリスニング系です。2000年初頭に流行り始めたエレクトロニカにも繋がる音楽でしょうか。
同じくMassive Attackのアルバム(2010年リリース)。パーカッションの音色が特に素晴らしいですね。これもMezzanineと同じくらい好き。
ポーティスヘッドのアルバム。これもトリップ・ホップと呼ばれるジャンルで90年代の名盤としてよく見る。Radioheadにも影響を与えていてKid AやAmnesiacに顕著。ひたすら暗いコードやメロディの中に作りこまれたリズムトラックが響く。いい音楽だとは思うけどそんなに好きではないかな。
おそらくジャズ畑のゲイリー・バートンというヴィブラフォン奏者のアルバム。自分の好きなリズムについて最近考えていて、その一つがタンゴだった。このアルバムはタンゴのアルバムで、それもアルゼンチン・タンゴではなく俗にいうピアソラ。これもまたいいですね。
コーネリアスの今年出たアルバム。コーネリアスはかつてフリッパーズ・ギターというバンドで渋谷系の音楽の代表として有名だったり、90年代,00年代の日本における重要な音楽家であることは知っていたのが、その音楽はあんまり好きじゃなった。でもこのアルバムはとても良い。トータルで同じような音色、音楽で統一感とそれでいて飽きない1曲1曲の作りこみがすごい。コーネリアスらしいリズム配置も効いていて僕にはバッハの音楽のようなリズムの対位法とでも言いたい感じに聴こえる。とにかく良いアルバム。
ALI PROJECTのアルバム(2005年リリース)。ファンから特に支持されてるアルバムらしいが、初めて聴いたときはピンと来なかった。なので暫く聴かないでいたんだけど、久しぶりに聴いてその凄さに気づく。Aristocracy(2001年リリース)前後から続くアリプロの完成形とでもいおうか。このアルバムのひとつ前のエロティック&ヘロティック(2002年リリース)も名盤としてよく挙がるが僕にはあんまりだった。ひとつひとつの音楽は素晴らしいんだけどアルバムとしての流れがあんまりで。だからAristocracyが一番好きなアルバムだったんだけど、もしかしたらこのアルバムも同じくらい好きかも。エキゾチズムと耽美に溢れている。昭和恋々幻燈館とか曲名も素晴らしい。
細野さんのソロアルバム(1989年リリース)80年代後半の細野さんはニューエイジやアンビエントの海にどっぷり浸っていて、ポップなアルバムは少なく、このアルバムもそういうった一つだと思ってちゃんと聴いてなかった。でも聴いてみたらすごい。ゲーム音楽的な様々な色彩を見せるメロディ、コード、リズム。音色。YMOは細野さんが始めたバンドで、ゲーム音楽への影響がよく言及されるけど、このアルバムも僕にはゲーム音楽的に聴こえた。YMO以降の細野さんの総括という感じ。ここ数年のニューエイジ・リバイバルで海外などから再評価されてるアルバムのひとつ。良いものは当時無視されたとしても、後年に再発見される、ということはよくある。逆もまた然り。
イタリアの作曲家ニーノ・ロータの映画音楽集。ニーノ・ロータはクラシックや映画音楽の作曲家。細野さんがインタビューで名前を挙げていたので聴いてみたんだけどいいですね。2曲目がコテコテで特に好き(笑)
タイトーのSTGレイクライシスのサントラ。レイシリーズは3つ出ていて、一つ目のレイフォースは高校生の頃ゲーセンでよくプレイしていた。音楽とグラフィック、演出が本当に素晴らしいゲームでZUNさんもレイシリーズはよくプレイしていたらしい。このレイクライシスの音楽はテクノ、ハウスの系譜で作曲者のTAMAYOさんはYMOが好きらしい。ただし普通のダンスミュージック系のBGMじゃなくてかなり作りこまれている。びっくりなことに1ループが10分以上ある曲が多い。繰り返しの中で少しずつ色彩を変えていく感じで、とにかくとにかく作りこまれている。もはやゲームのBGMというより音楽だけで成り立ってしまうクオリティ。大好きなので寝るときなどよく聴いてます。曲名もエロチックで耽美的で好き。「女の子にはセンチメンタルなんて感情はない」「自分で撰んだ拷問」「少女の行為はもう終わったのか」など。
G.フォーレ / ピアノ四重奏曲 第1番 Op.15 - YouTube
スヴェトラーノフ指揮:ショスタコーヴィチ:第9交響曲 - YouTube
ショスタコーヴィチ:交響曲 第14番 「死者の歌」バルシャイ/モスクワ室内o. shostakovich : Symphony No.14 - YouTube
あとはクラシック関連。フォーレとかショスタコとかシェーンベルクとか19世紀末、20世紀のが多い。フォーレはいつ聴いてもいいですね。ショスタコの第9番の辛辣さと諧謔はやっぱりいい(笑)
ここ一か月で一番聴いたのはドリクラの音楽。ドリームクラブは2009年のギャルゲー。布団ちゃんの実況見てハマっちゃったんだけど、音楽がいい。それぞれのキャラの持ち歌があるんだけど、キャラクターに寄り添う歌詞と馴染みやすいどこかで聴いたことのあるような音楽、キャラクターを攻略しながら聴くことでその良さが見えてきて、ゲーム音楽として魅力的。サントラも買っちゃった。3つ出てるんだけどそのうちの一番欲しいのが中古で1万円くらいするんだよね。いつか買いたい。
特に好きなのはあすかの持ち曲「ココロのコトバ」「あなたのそばにいたいのに」の2つ。80年代アイドル歌謡のような音楽で、あすかの声優さんもとっても歌がうまい。いやぁいいなぁ……
さっくり書くつもりが長くなっちゃった。あとは松田聖子だったりいつも通りスピッツやゆらゆら帝国や好きなゲーム音楽を聴いたりしてる。今はとにかく曲作りと音楽を聴くのがたのしいな。
作曲のお勉強 / 一ノ瀬武志著「和声読本」

和声と言えば古典派の和声を学ぶためのもの。今回のアルバムはクラシカルな感じにしたいので、改めて勉強中。
作曲を始めた当時、一番拠り所にしていたのが、一ノ瀬武志さんが書いた「作曲法」だった。この方は音楽教師らしく、ネットのHPに作曲の初学者にとって参考になるものを多数公開していた。そしてこの「和声読本」もそのうちのひとつ。和声と言えば実習が主体となるので、独学は非常に難しいと思える。そのなかでこの本は、読むことを主体とした独学者にも優しいものだった。
今はHPにはこの「和声読本」しか公開していないみたいで、ほかにも「作曲法」「音楽史の手引き」「フックスのフーガ研究」「厳格対位法の理論と実習物語」など有益なものがたくさんあったのだが......和声に興味がある方は、この「和声読本」を読んでみることを、おすすめしますわ。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/wasei_dokuhon/index.htm


葡萄酒、或いは紅茶色
色で言えば葡萄酒
来年の例大祭に向けて曲を書き始めた。アルバム全体のイメージを練り直しているところ。色で言えば紅と黒。体内に流れる血。飲み物で言えば葡萄酒。最近スパーリングワインを吞むことがままあるけど、やっぱりジュースの方が美味しい。子供舌。でも京都で飲んだ野菜ジュースと梅酒のカクテルは美味しかったな。甘くてジュースみたいで。やっぱり子供舌?
葡萄酒のイメージだったが、数曲は紅茶のイメージもいいかな、と思い始めた。それもミルクティー。紅茶は大好物です。砂糖も入れてさ、紅と白のなんとも言えない調和、それがミルクティー。でも今回のイメージカラーとはちょっと違ってきちゃうかしら?少し子供っぽいイメージもある。あと英国ね、そっちはぴったりだな。入れるにしても、慎重に、夜の色は失われない程度に1,2曲ほど紅茶カラーの曲を入れたい。
3ヵ月ほど前からバンドをやり始めた。月に2回くらい集まって、決めた曲をスタジオで合わせて、そのあと飲みに行く。飲み会は苦手だけど自然と音楽の話が中心になるし、みんな優しいから少し楽しいかも。アニソンコピバンなので、スーパーセルとかそういうのが多い。俺は結束バンドのコピーをやりたくてそのバンドに入ったんだけど、まだ1曲しかできてない。難易度高いんだよね。今は個人的に星座になれたらのリードギターを練習中。あの曲はリズム隊が難しいので、やるにしてもまだ先になりそう。そうそう、先日結束バンドのライブ円盤とアルバムのLPレコード発売が発表されたね。もちろんどっちも予約済み。届くのが楽しみだなぁ。
そんなこんなで、紅茶色の曲を入れたいなと思った今日なのでした。最近やっと気温が下がってきて、夜は少し涼しい。夏に飲む紅茶も悪くないけれど、やっぱり寒い日にあったまりながら飲む紅茶は格別よな。
結束バンドのワンマンライブに行った

2023年5月21日 結束バンドLIVE-恒星- 運よくチケットが当たり行ってきました。3日経った今もあの日から現実に戻れず、一区切りつけるためにもブログに書いておこうかなと。
場所は Zepp Haneda。スタンディングで3000人入るでっかいライブハウスです。17時開場18時開場だったので12時くらいに家を出て14時くらいに到着。適当にカフェなどで時間を潰す予定が Zepp Haneda のすぐ近くに羽田空港から飛び立つ飛行機を見られる空の広いスペースがあり、そこでDJもやっていたのでずっと聴いていました。空を眺めつつ、でっかい音で流れてる音楽を聴き体で感じつつ......この時点ですでに気持ちよくて気持ちよくて音楽に浸る一日の最高の出だしで。
16時くらいになってふとグッズが欲しいなと思い販売列に並び、Tシャツやピックやリストバンドを買いました。結束バンド(リストバンド)を装着して、準備万端!

17時になり番号順に会場に入ります。自分はAの460番。460/3000なのでかなり運よく早く入れたと思います。会場前にはお花がいっぱい。かわいい喜多ちゃんも。



入ってすぐドリンクを受けと......らずにすぐにライブ会場へ。スタンディングは席などはなくどこで聴いても良い方式なので早く入れば入るほど前でステージの近くで聴くことができます。3000人入る会場なのでもっとでかいのかと思ってましたが、ライブハウスという名に相応しいほど良い小ささ。自分は前から10列目くらいのかなーりステージに近い位置に陣取ることができました。
18時に近づくにつれギュウギュウに人が増えてく会場。暗く妖しいライトに照らされたステージにわくわくが高まり、18時ちょっとすぎに始まりました。そっからはもう、正直あんまり覚えてません......2時間のライブでしたがほんとに体感時間は30分くらいであと4時間くらいは聴きたいな......と終わったときは思いました。
演奏された曲は結束バンド(アルバム)の全14曲+新曲2曲。新曲はライブ半ばでカップリングの「青い春と西の空」が演奏され、「光の中へ」はCDまでお預けかな......と思っていたらアンコール1曲目で演奏!まだ聴いてない曲あるよねー!?というMCにみんな「青春コンプレックス」を演奏すると思っていたところで新曲。盛り上がらないはずがない。しかも新曲がめっちゃよかったんです。初めて聴く曲なので、ノリノリで聴くというよりどんな曲!?どんな曲!?と思いながら聴いていたのですが、会場のスクリーンに映し出される「本当に好きな音」「頑張ったって爪弾き それでも爪弾き」という歌詞にすごくジーンとしながら聴いてきました。しかも!「光の中へ」のMVの映像は背景が Zepp Haneda なんです。会場で生演奏生声を聴きながら、スクリーンを見ながらそのことに気づいてまたジーン......と来てしまいました。歌った後長谷川さん(喜多ちゃん役の人です)が「この新曲はライブのその瞬間にしかないきらめきを歌った歌で、本番の今が一番心を込めて歌うことができました」的なことを言ってそのコメントにもジーン......とにかくあの空間あの時間に新曲を聴くことができてよかったなと、心からそう思いました。
全部良すぎてでも全部は書けないのでライブの感想はこんな感じで......ほかにも青山さんがギターを弾きながら歌った「転がる岩、君に朝が降る」水野さんが緊張しながらも懸命に歌っていた「カラカラ」鈴代さんのちょっと抜けた可愛らしいMCと「なにが悪い」、あと長谷川さんはそれ以外の13曲を歌ったわけですが、ほんとにすべてよかったです。「イベント「ぼっち・ざ・ろっく!です。」で歌ったときに反省があってこの日のためにやれることをすべてやりました」というニュアンスのことを言っていましたが、それが伝わる素晴らしい歌唱でした......そういうとこにもジーンと来てしまって......
ライブ後は現実に戻れず、Zepp Haneda の近くの屋外で某掲示板のぼっち・ざ・ろっく!スレを見て配信も盛り上がってたみたいでうれしいなーと思ったり。そのまま帰るのはあれなのでサイゼリヤに行ってポカーンとご飯を食べたり。24時くらいに家に着きああいいライブだったな......と思いつつ眠りにつき。それから3日経ちますが、日を追うごとにあの日の記憶が反芻され、冒頭で書いた通り現実に戻れないような、戻りたいような、戻りたくないような感じ。
でもそろそろ現実を見て。この日の思い出で向こう数年は生きていけそうです。本当に素晴らしかった。ありがとうございました。結束バンド、大好きです。またライブがあったら絶対行きたい!

生まれたよ一つ 新しい世界が
この時間 この場所 まるで絵空事
毎分毎秒が奇跡 刹那の煌めき
日々の隙間に意味を落とせ
上手くいかなくても 前を向けなくても
このフレーズ この歌 本当に好きな音
頑張ったって爪弾き それでも爪弾き
届けてみよう 不器用でも
束ねていこう 何処までも
......曲も歌詞も良すぎだろ!!
話は変わって。
本日5/24、上司に退職の旨を伝えました。やめるのはずっと前から決めていて、いつ言おう、いつ言おうとタイミングを見失っていたのですが、今朝。仕事に行く電車の中でもライブの記憶で頭がいっぱいで、今日発売のCDのことで頭がいっぱいで。仕事場についてふと上司と自分以外が周りにいない状況になって、今行くか、行かぬか、と悩んだときに、今日は結束バンドのCD出るし......仕事終わったら無敵だし......行くか......行くか!?と謎の勇気を貰いやっと伝えられました。無事二ヵ月後退職する話になりました。背中を押して貰っちゃいました。Thank you......
ではまた。
2023年 抱負
年越しのちょっと前、曲を書きたいのに実家にいて書けないので、ブログを書きます。
2022年の振り返りと2023年の抱負を書きますよー
2022年は個人的に久しぶりに動きを感じた年でした。この2年停滞していたものが再び動き出す、そんな空気で、なんだか楽しい一年でした。
うちのサークルは3つのアルバムを出しましたよ。それぞれ振り返ってみます。
■Magoria(春例大祭)
東方風自作曲の7thAlbumです。テーマは”おときばなし”で童謡的な懐かしさとわくわく感、不思議な感じを目指しました。あらゆるものに影響を受けて作ったアルバムですが、特に「フリップフラッパーズ(アニメ)」「プリパラ(アニメ)」「ゆらゆら帝国のめまい(音楽アルバム)」「Pet Sounds(音楽アルバム)」からの影響が大きいです。60年代の音楽潮流のひとつ、ソフトロックをこの1,2年ほど聴いていて、大好きなのでその影響が大きいアルバムになったと思います。プリパラはアイドルアニメなのであんま関係ないのですが、2曲目の「色惑うカルデアの夜」はプリパラの劇中曲に多大に影響を受けました。いやーいいアニメでした。
個人的一押し曲は「ファンタズマゴリア」「Magoria」です。今までで一番満足のいくアルバムに出来たと思っています。反省点があるとすれば、構成や雰囲気はとても良いんだけど、ひとつひとつの曲の魅力というのがもうちょっと前面に出た方がよかったかな~と。そんな感じ。反省点はありますが、大のお気に入り。ジャケットもいいよね。
■紅色の幻想郷 ~ 20th Scarlet Magic(コミックマーケット100)
紅魔郷のアレンジアルバムです。一番好きな原作が紅魔郷で、今年で20周年ということで作るしかないぞ!という意気込みで作りました。何気に東方アレンジアルバムを作るのは初めてだったんですよね(西方アレンジアルバムは作っていたけど......)。僕は自分がアレンジを書けない人間だと思っているので、普段はオリジナル(東方風)を書いているのですが、結果としてよいアルバムに出来たのかなと思います。聴いていて好きなのもありますし、アレンジ(二次創作)というのはその行為自体に意味があるのだな、ということがよくわかりました。
一押し曲は「ヴワル魔法図書館」「亡き王女の為のセプテット」です。前者はタイトなドラムスとレトロでキラキラ魔法的なストリングス、ピアノや鐘がいい感じ。原曲は不協和音が多く、転調も珍しいもので何も考えずに打ち込むと不自然になってしまうんですよね。不自然さを無くしつつ活かすのが難しく、楽しかったです。亡き王女の為のセプテットは構成や盛り上がりがうまいですね。音源の都合上16トラック(音色)しか使えなかったのですが、セプテット書くときは倍欲しくなりましたね。うん。そういう制限がある中で曲を書くのもゲーム音楽らしく、いい経験になったなー
■Mahoro Magic ~ えっちなのはいけないと思います!(紅楼夢)
ゲスト参加者さんを募って作ったアルバム第三弾です。募集するときはいつも『今回は誰にも参加してもらえないかも』と考えてしまうのですが、ふたを開ければ30人もの方に参加してもらい、本当に感謝に絶えません。
回を増すごとに参加者さんが増えていて、なんでだろうと不思議なのですが、あんまり身内感を出さないようにしているので参加しやすいのかな、と自分では思っています。僕が人付き合いが苦手で、身内感というのも苦手なので、募集をする時はなるべくそういう匂いを無くすようにしてます。仲良くするでもなく、離れるでもなく、そういう距離感が心地よい。創作する人間は言葉を交わさなくても作ったものでコミュニケーションが成立すると信じています。あの人の作る曲すごいな、アルバム良いな、ストイックでカッコ良いな、尊敬しちゃうな。敢えて言葉を交わさなくてもそういう部分で会話しているつもりです。だって良い曲聴いたら自分も頑張りたくなるもんね!そういう意味でもこのアルバムは聴くと元気が出ます。嬉しくなります。
一押し曲は「Café Sunrise」「オーダーメイド・メイデン」本当にどの曲も好きなんですが、この2曲は特に好きです。前者は乾いてリアルなドラムやピアノなどのサウンド、後半の心地よい風を感じるような東方的なメロディが絶品。後者はもう、憧れちゃいますね。僕もこういう曲をいつか書いてみたいなと思うばかりです。
あと、今年の紅楼夢は本当に楽しかったですね。いつもはTwitter上で見ている人たちに実際に会って話をする、会話は苦手だけどやっぱり嬉しいです。遠出する楽しさも相まってとても良いイベントでした。
さて、次は今年聴いた音楽を振り返ってみます。特に刺さったアルバムたちはこれだ!
■星と月のソナタ(1995)/ ALI PROJECT
ALI PROJECTの3rdAlbum。今年一番大きな出会いだな、と思うのはローゼンメイデンとALI PROJECTとの出会いです。ローゼンメイデンは本当に好きすぎて......今まで生きてきて一番刺さった漫画でした。ローゼンメイデンとALI PROJECTは関係が深く、アニメのOPをすべて担当しているのもありますし、そもそもローゼンメイデン作者のPEACH-PIT先生はずっとALI PROJECTのファンで、漫画にも影響がそこかしこに見えます。
ALI PROJECTについては名前だけ朧げに知っている程度で、ローゼンメイデンのアニメを見てるときにOP曲が「やたら癖のある曲調だな......」と気になってアルバムを聴いてみたんです。そしたらもう、イチコロでした(笑)。弦やピアノを主体にしたクラシカルな音選び、幻想的夢想的な歌詞や音像、まさに幻想音楽と呼ぶに相応しいもので、僕の好みにドンピシャでした。なんで今まで聴いてなかったんだろうって感じ。2002年ごろのZUN曲やSound Horizonが好きな方は漏れなくアリプロも好きだと思います。
さてこちらのアルバムですが、冬をテーマにしたバラード集といういで立ち。1曲目の「雨のソナタ〜La Pluie〜 」イントロからもう、蕩けちゃいますね。深くリバーブの掛かった音とアリカさんのタメをふんだんに使ったボーカルが堪りません。このアルバムで一番好きな曲です。
一押し曲は「雨のソナタ〜La Pluie〜」「空宙舞踏会」「薔薇色翠星歌劇団」
■Aristocracy(2001)/ ALI PROJECT
ALI PROJECTの5thAlbum。今年聴いた中で一番好きなアルバムです。妖艶でダークで耽美なゴシックロリータ音楽なアルバム。アリプロのヴォーカル宝野アリカさんは”アリス”が大好きだそうで、ALI PROJECTというグループ名もアリカさんの名前もそうですし、このアルバムタイトルもアリスを意識したものだと思われます。Aristocracyは貴族制という意味で、2曲目の「少女貴族」がタイトルチューンに当たる曲です。この曲はアップテンポでダークな曲調もそうですが、歌詞がとにかく好きです。
いまも地下牢の柩に眠る
遥か祖先 一族たちの
王に優る気高き血が
わたしの奥で叫んでいる
異端をはじきだす社会に
真実の美は生まれない
腐敗 汚染 低俗の民に
天は罰を与える
プライドを持って生きること。周りに流されず異端としてでも美しく、自分の持つ価値観に従って生きること。それを歌っている歌詞だと思います。僕も創作するうえで一番大事なのはプライド(自尊心・誇り)だと思っているので、すごく共感しちゃいます。
このアルバムで、というか今年聴いた音楽の中で一番好きなのが「un tableau blanc 〜絵画旅行〜」です。童話的、映画音楽的でどこか別の世界に連れて行ってくれるようなサウンド、メロディや和声の美しさ......聴くたびに涙が出ちゃいます。
一押し曲は「少女貴族」「コッペリアの柩」「閉ざされた画室」「un tableau blanc 〜絵画旅行〜」......というか全部(笑)
■Begin(1968)/ The Millennium
米国のバンド The Millennium の1stAlbum(というかこの一枚しか出してない)。ジャンルとしてはソフトロックになります。ソフトロックとは説明が難しいんですが、多重コーラス、弦楽器やチェンバロといったクラシカルな楽器、幻想的なギターの音を使った、柔らかで懐かしさもある幻想風味なロック、という感じかな。好きなジャンルで色々アルバムを漁ってみたのですが、特に刺さったのが「Pet Sounds」とこのアルバムでした。
とにかく音質が良いんです。というか、60年代のアルバムはどこれもこれも良い音なんですよね。時代によって音って全然違ってくるんですが、60年代のサウンドは大好物です。この時代には珍しい16トラックのレコーダーを使用したようで、古いアルバムにあるようなパン振りが左右に極端、みたいなこともなく今の時代に聴いても全く違和感なく聴けると思います。どの曲も幻想的でありながらしっかりと芯のあるサウンド、ロックに不可欠なユニークさ、コーラスの美しさが詰まったアルバムです。
1曲目の「Prelude」は曲名の通りアルバムのイントロに当たるインスト曲で、チェンバロの響きが印象的なナンバー。サーカスを想起させるような面白おかしさと勢いのある曲で、アウトロがそのまま2曲目のイントロに繋がるのがとても良いです。
一押し曲は「Prelude」「To Claudia On Thursday 」「5 A.M. 」
■物語のように(2022)/ 坂本慎太郎
坂本慎太郎の4thAlbum。坂本さんは元ゆらゆら帝国のギター/ヴォーカルで、2010年にゆらゆら帝国は解散しその後はソロでアルバムを発表しています。
3rdAlbumから6年ぶりのアルバムで、ゆらゆら帝国と坂本さんの音楽が大好きな僕は密かに新譜を楽しみにしてたのですが、今年にやっと出ました。嬉しい。今まで通りのメンバーとアナログ感を大事にしたサウンドなのですが、今回は特にひとつひとつのおとが”太い”感じ。よりロック感が出てるなぁって印象です。
坂本さんの書く歌詞は死に対する諦め(達観)と幼少期の記憶や懐かしさへの愛着、少年的な視点が特徴的で好きなんです。タイトルチューンでもある「物語のように」なんていうのはまさに子供の頃に読んだ物語をイメージするような愛らしさがあります。
物語のように 昔に戻ろうか
物語のように 恋をしようよ
物語のように あの日に帰ろうか
物語のような 君とぼく
初めての感情 寝るのも忘れて
ダメな妄想 頭を抱えて
ぼくはずっと ドキドキしている
それがなぜか わからぬまま
一押し曲は「まだ平気?」「悲しい用事」「スター」
■プリパラ☆ミュージックコレクション
プリパラの劇中曲のサントラ。プリパラはアーケードゲーム、プリティーシリーズの第二弾で2014年からアニメが放送されていました。それを今年に入って見始めたんです。いやー面白かった。いわゆる女児向けアニメなのですが、全く子供だましなどはなく話がしっかりしていて、狂気とも言われるような独特なユニークさ、キャラクターの可愛さに溢れた大人でも楽しめるアニメです。アイドルアニメなのですが、その人気も頷けるほど劇中の曲・ダンスとその作画(3D)のクオリティが高いです。このアニメにどれほど勇気とやる気をもらったことか......Magoriaはこのアニメを見ていなければ全然違ったものになったと思います。
特に好きな曲は「HAPPYぱLUCKY」「CHANGE! MY WORLD」「0(ゼロ)-week-old」「でび&えん☆Reversible- Ring」「アメイジング・キャッスル」「Mon chouchou」「シュガーレス×フレンド」
本当におすすめのアニメです。全部で151話ありますが一瞬で溶けますよ(笑)僕は今年の1月ですべて見終わってしまいました......笑
■結束バンド(2022)/ 結束バンド
結束バンドの1stAlbum。結束バンドは漫画(アニメ)「ぼっち・ざ・ろっく!」作中のキャラクター達のバンドで、このアルバムはアニメのOP・ED・劇中曲集になります。なんですが、アルバムタイトルからわかる通り、とてもコンセプチュアルに展開されていて、OP・ED・劇中曲集というよりひとつのバンドのアルバムとして聴くことができます。そこがもう、とにかく良いですね。漫画中のバンドが本当にこの世に存在しているような楽しさ。ひとつのコンセプトアルバムとして捉えられると思います。
「ぼっち・ざ・ろっく!」のアニメが愛に溢れた最高に面白いアニメであることはとりあえず置いといて、このアルバムの曲たちの話を。
曲としては全体的にポップ・ロックに仕上がっていますが、ゴリゴリにロックを感じさせるような「ラブソングが歌えない」「あのバンド」といったチューンもあります。ラブソングが歌えないなんて特にイントロが格好良いですねぇ。ヴォーカルは喜多ちゃんが主なのですが、ほかのメンバーが歌った歌もそれぞれあり、それがアルバムの”ツボ”ともいえる部分に配置されていて構成がうまいです。
どの曲も歌詞が秀逸で、ひとりちゃん目線の後ろ向きな歌詞なのですが、そこにシンパシーを感じられるのは原作と一緒でしょうか。
「悲しい歌ほど好きだった 優しい気持ちになれるから」自分の中にある悲しみを他人と重ねたときの喜び。相手に寄り添う優しさ。ネガティブさを否定するのではなく、それも個性なんだと肯定する、マイノリティーであることは悪いことなんかじゃない。素敵ですね。
歌詞が特に好きなのは「カラカラ」です。
カラカラ騒ぐ思考飛ばして
前借りしてるこの命を
使い切らなくちゃ今この瞬間も
ダラダラ過ぎる日も愛して
きっと君に会いに行く
いつか消えてしまう前に
生きるということはずっと続いていくようで、実は刹那的なものであるという焦り。死んでしまう前に何かやらないと。それでもダラダラ過ごす自分を肯定する。とても共感してしまいます。
このアルバムで一番好きな曲はラストナンバー「転がる岩、君に朝が降る」です。ひとりちゃんのヴォーカルがとにかく良いですね......エンジニアさんがわざと下手に(ひとりちゃんが自信なさげに歌ってるように)歌うようにディレクションしたそうですが、歌というのは、音楽というのは上手い下手じゃないよ、何を込めるかだというありがちなあれですが、でもそれは真実だと思います。とても響きます。この曲が最後に流れることにより、あぁこのアルバムは結束バンドのアルバムなんだな......という納得が訪れ、また1曲目から聴きたくなる......ひとつの曲としても、ラストナンバーとしても完璧ですね。これができるのも音楽を担当した方の作品への理解と愛が深い証拠だと思います。そんな感じで、愛が詰まった素敵すぎるアルバムでした。
一押し曲は「青春コンプレックス」「Distortion!!」「ギターと孤独と蒼い惑星」「カラカラ」「転がる岩、君に朝が降る」
姫神せんせいしょんの3rdAlbum。姫神せんせいしょんは姫神こと星吉昭さんを中心としたバンドで、1981年から1984年にかけ活動し4枚のアルバムを発表しています。
姫神せんせいしょんのアルバムの中ではこちらが一番好きですね。テクノ・ポップ的なノリの良いリズム・サウンドと日本的なメロディと節回し、幽玄さを感じる雰囲気など姫神せんせいしょんらしさが成熟しきった頃のアルバムです。
ジャケットもすごく良いんです。江戸の画家、伊藤若冲が描いた”老松白鳳図”が元ネタで、屏風から煌びやかな鳥が飛び出したような絵になっていてその美しさと日本的な感じが大好きです。

一押し曲は「舞鳥」「七時雨」「えんぶり」
今年の刺さったアルバムは以上です。いやー色々新たな出会いがあってよかった。特にアリプロ。
長々と書いてるうちに年が明けてしまいました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、2023年の抱負ですが、4つほどアルバムを出す予定です。8th,mini,アレンジ,Specialともう出すものは決めているので、あとは地道に作っていくだけです。直近では春の例大祭で”雪”と”巫女”をテーマにした東方風自作曲の8thAlbumと、ろっく!な秘封風miniAlbumを出す予定です。いや、ぼっち・ざ・ろっく!に影響された訳ではなくごにょごにょ......まぁ真面目に2年ほど前からロックな秘封風は作ろう作ろうと思っていたのですが、ぼっち・ざ・ろっく!に背中を押されてやっと作ろうと思った次第です。ありがとうぼっち・ざ・ろっく!......ギターマシマシにする予定なんですが、ギターだけは全部生でやりたいなぁと。ギターが全部生な東方風アルバム、珍しくて楽しそう。
8thの方は、東方的で姫神的で土井玄臣的なニューエイジで風景的で日本的で静謐なポップさもあるアルバムを目指して制作中です。今までで一番静かなアルバムになると思うので、そういうのが好きな人に刺さればいいなぁ。雪と巫女。いい取り合わせだと思います。
ではこの辺で。今年もがんばろー!
