作曲のお勉強 / 一ノ瀬武志著「和声読本」


和声と言えば古典派の和声を学ぶためのもの。今回のアルバムはクラシカルな感じにしたいので、改めて勉強中。

作曲を始めた当時、一番拠り所にしていたのが、一ノ瀬武志さんが書いた「作曲法」だった。この方は音楽教師らしく、ネットのHPに作曲の初学者にとって参考になるものを多数公開していた。そしてこの「和声読本」もそのうちのひとつ。和声と言えば実習が主体となるので、独学は非常に難しいと思える。そのなかでこの本は、読むことを主体とした独学者にも優しいものだった。

今はHPにはこの「和声読本」しか公開していないみたいで、ほかにも「作曲法」「音楽史の手引き」「フックスのフーガ研究」「厳格対位法の理論と実習物語」など有益なものがたくさんあったのだが......和声に興味がある方は、この「和声読本」を読んでみることを、おすすめしますわ。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~sak/wasei_dokuhon/index.htm